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海外投資をする

海外投資する理由はありますか

海外進出の際、中小企業が海外投資をする理由は主に4つです。
進出国としては東南アジアや欧米への進出が過去5年増加傾向にあります。

4つの理由を教えてください。

  1. 既存顧客からの進出要望
  2. コストメリット
  3. 新しい顧客開拓
  4. 新しい事業展開

です。

なるほど、でも、最近は既存顧客から請われて進出したものの、その後がたいへんだと、聞いたことがあります。

いいポイントですね。
近年は、(3)新しい顧客開拓 (4)新しい事業展開 の割合が少しずつ増えてきました。

なぜでしょうか?

背景には、現地ローカル企業の生産技術の向上、それに伴う人件費の高騰があります。

結果として、進出のコストメリットや、既存顧客からの受注の確保が、かつてほど容易ではなくなってきているという事ですね。

その通りです。

海外投資する主たる4つの理由とそれぞれの難易度を教えてください。

(1)既存顧客からの進出要望(2)人件費削減を目的とした進出より、
(3)新しい顧客開拓(4)新しい事業展開を目的とした進出の方が、かなり難易度が高いでしょう。

海外進出国について、さきほど東南アジアや欧米への進出が過去5年増加傾向とお聞きしましたが、具体的な国名を教えてください。

東南アジア

ミャンマー、カンボジア、スリランカ、ベトナム、インドネシア、そして、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、台湾、韓国、中国、香港、インド、バングラディシュなど

欧米

アメリカ、メキシコ、ドイツ、イギリス、フランス、スペイン、オランダ、オーストラリア、あるいは、トルコ、チェコ、ポーランド、ルーマニアなど

が増加傾向にあります。

海外投資を計画する際、何から始めたらいいですか?

まずは海外展開事業計画を策定しますが、机上のリサーチだけでは、分からないところや確信の持てない部分が、いくつも出てきます。

それらを現地に行って、関係各社に会い、実際に話を聞きながら、確認していきます。

海外現地でF/S(feasibility study)調査ですね。

はい、調査することはしたけれど、、、といったレベルのF/S調査ではなく、自信をもって意思決定できる、適切なF/S調査を実施することが大切です。

>4B-1海外現地でF/S調査はしましたか

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