海外進出を検討している中小企業にとって、信頼できるコンサルティング会社の選定は、海外事業の成否を大きく左右する重要なポイントです。
しかし、「海外進出コンサル」と一口に言っても、各社の得意分野は大きく異なります。
例えば、
- 海外戦略の立案を得意とする会社
- 海外市場調査を専門とする会社
- 展示会や販路開拓を支援する会社
- 海外Webマーケティングを支援する会社
- 越境ECやSNS運用を支援する会社
など、提供するサービスはさまざまです。
そのため、単に知名度や実績だけで比較するのではなく、
「自社は何に困っているのか」
「どのような進め方をしたいのか」
を整理したうえで、支援会社を選ぶことが重要です。
本記事では、中小企業支援に積極的な海外進出コンサルティング会社を、目的別・得意分野別に16社厳選してご紹介します。
また、各社の特徴を比較するだけでなく、海外展開を進めるうえで
「自社にはどのような支援が必要なのか」
「何から整理すべきなのか」
を判断するためのポイントについても解説します。
ぜひ、自社に合った海外展開パートナー選びの参考としてご活用ください。
海外進出コンサル会社を選ぶ前に確認したい3つのポイント
海外進出コンサルティング会社は、会社によって支援内容や得意分野が大きく異なります。
そのため、「海外進出支援をしている会社ならどこでも同じ」と考えて選んでしまうと、期待していた成果につながらないことも少なくありません。
まずは、次の3つのポイントを整理したうえで、支援会社を比較することをおすすめします。
1.何を実現したいのかを明確にする
海外進出といっても、
- 海外市場の可能性を調査したい
- 販売代理店を開拓したい
- 海外展示会へ出展したい
- 海外向けWebサイトを制作したい
- 海外からの問い合わせを増やしたい
など、企業によって目的は異なります。
まずは、自社が「何を実現したいのか」を整理することで、相談すべき会社が見えてきます。
2.対象国やターゲット顧客を整理する
支援会社の中には、特定の国や地域に強みを持つ会社もあります。
また、BtoB向け製品と消費財では、必要な支援内容や販路開拓手法も大きく異なります。
進出予定国やターゲット顧客がある程度決まっている場合は、その市場での実績や経験が豊富な会社を選ぶとよいでしょう。
3.どこまでを外部に依頼したいのかを決める
海外進出では、市場調査だけを依頼したい企業もあれば、戦略立案から販路開拓、社内体制づくりまで伴走支援を希望する企業もあります。
自社で対応できることと、外部の支援が必要なことを整理しておくだけでも、自社に合ったパートナーが選びやすくなります。
ただし、実際には、
- 何を実現したいのか整理できない
- 対象国やターゲット顧客を決めきれない
- 展示会、Web、代理店開拓のどれを優先すべきか分からない
- 各支援会社の提案を比較しても、自社にとって何が最適なのか判断できない
という企業も少なくありません。
その場合は、特定の施策や支援会社を選ぶ前に、まず海外事業全体を整理することが重要です。
特に、中小企業では、海外担当者が他業務と兼務していたり、専門部署が無い場合も多く、「何をどう検討すればよいのか」が社内だけでは整理できなくなっているケースもあります。
海外展開では、施策を選ぶ前に「何を整理するべきなのか」を明確にすることで、その後の進め方が大きく変わります。
→ 海外進出を検討するとき、中小企業は何から整理すべきか?【判断整理ガイド①】
海外進出コンサルへ依頼すれば、海外展開を丸投げできる?
海外進出コンサル会社を探している企業の中には、
「専門会社へ依頼すれば、海外展開をすべて任せられるのではないか」
「社内に海外人材がいなくても、外部が進めてくれるのではないか」
と考える企業も少なくありません。
しかし実際には、海外進出を外部へ完全に丸投げして成功するケースは多くありません。
海外展開では、自社が担うべきことと、外部へ依頼できることを整理しながら進めることが重要です。
コンサルへ依頼しても企業側に残る役割
海外進出コンサル会社は、海外事業を成功させるための専門知識や実務支援を提供しますが、最終的な経営判断や、自社の商品・サービスに関する情報の選択・提供、商談後の意思決定などは、企業側が担う必要があります。
例えば、
- どの商品やサービスを海外へ展開するのか
- どの国を優先するのか
- 価格や取引条件をどうするのか
- 問い合わせが来た後、誰が対応するのか
- 将来的にどのような海外営業体制をつくるのか
といった点は、コンサル会社だけでは決めることができません。
外部へ依頼しやすい業務
一方で、海外展開には専門知識が必要な領域も多く存在します。
例えば、
- 海外市場調査
- 海外企業リスト作成
- 海外展示会出展準備
- 海外向けWebサイト制作
- 翻訳や海外法規制対応
などは、外部専門家の力を活用しやすい領域です。
自社ですべてを抱え込むのではなく、必要に応じて専門家の支援を活用することで、海外展開を効率的に進めやすくなります。
海外展開は「役割分担」で進めるもの
海外進出では、
「市場調査だけ」
「展示会出展だけ」
「英語Webサイト制作だけ」
を実施しても、海外事業全体としてつながらないことも少なくありません。
重要なのは、
- 何を自社で行うのか
- 何を外部へ依頼するのか
- どの順番で進めるのか
を整理し、それぞれの施策をつなげていくことです。
海外進出コンサル会社を選ぶ際も、「何を依頼するのか」が明確になっているほど、自社に合ったパートナーを選びやすくなります。
海外進出が進まない企業に多い状態
特に中小企業では、
- 海外から問い合わせは来ているものの、社内で判断できない
- 市場調査、展示会、Web、代理店開拓など、どこから手を付けるべきか分からない
- 相談先ごとに異なる提案を受け、何を優先すべきか決められない
- リスクなく海外取引を進めたいが、正しい方法が分からない
という状態になっていることも少なくありません。
海外事業が進まない原因は、海外ノウハウの不足だけではなく、社内で意思決定や役割分担が整理できていないことにあるケースも多いのです。
特に、「海外向けに売りたい」という想いはあるものの、社内だけでは事業化まで整理しきれなくなっている企業も増えています。
→ 海外向けに売りたい。でも、社内だけでは事業化できない。【判断整理ガイド④】
海外進出コンサル会社 16選
海外進出コンサルティングを行う会社は、各コンサルティング会社の得意分野別に下記の様にカテゴリー分けすることができます。
【カテゴリ一覧】
- 海外進出コンサルティング会社
- 海外市場調査コンサルティング会社
- 海外企業信用調査コンサルティング会社
- 海外ブランディング支援コンサルティング会社
- 海外マーケティング支援コンサルティング会社
- 海外展示会出展・海外販路開拓・海外営業代行コンサルティング会社
- 海外向けWebサイト制作コンサルティング会社
- 越境EC販売支援コンサルティング会社
- 海外Webマーケティング支援コンサルティング会社
- 海外SNSマーケティング支援コンサルティング会社
本記事でご紹介する企業は、単なる知名度ランキングではありません。
中小企業支援実績、各分野における専門性、日本企業の海外展開支援経験などを踏まえ、海外進出の目的別に整理しています。
また、掲載企業の中には、パコロアが実際に面談・情報交換・協業を行った企業も含まれており、公式サイト上の情報だけでは分かりにくい特徴や強みも踏まえて選定しています。
海外進出では、「どの会社が有名か」以上に、「自社は何に困っており、どのような支援が必要なのか」が重要になります。
ぜひ、自社の状況と照らし合わせながらご覧ください。
【1】 海外進出コンサルティング
海外進出コンサルティング会社は、海外事業全体の方向性を整理し、進出国の選定、販売戦略、事業計画策定などを支援します。
特に、「何から始めればよいか分からない」「海外事業全体を整理したい」という企業に向いています。
世界進出 フェネトル・パートナーズ株式会社
2008年の創業以来350件以上の国際プロジェクト実績があり、貿易、直接投資、国際マーケティングに関するコンサルティングと業務代行のサービスを提供。
【こんな企業に向いています】
・海外事業をゼロから立ち上げたい企業
・複数国を比較検討したい企業
・海外戦略や事業計画を整理したい企業
・海外進出経験が少なく、まずは全体像を把握したい企業

ドイツ進出 ICH Industrieanlagen Consulting & Handel GmbH
2006年設立、ベルリンを拠点に国際ビジネスコンサルティング、貿易、通訳・翻訳を実施。
ドイツでの仕事を中心とした欧州各国の法制度調査、F/S支援、ドイツ展示会出展でのビジネスマッチングが得意。
【こんな企業に向いています】
・ドイツや欧州市場への進出を検討している企業
・ドイツ展示会や現地ビジネスマッチングを活用したい企業
・欧州の法制度や商習慣を理解したうえで進出したい企業

フランス進出 EURO JAPAN CROSSING
2007年設立、従業員18名、パリを拠点に日本の自治体、中小企業を対象とした、マーケティング、イベント企画・運営、広報、輸出入サポート、オフィス不動産手続き、ビジネス全般コンサルティング兼、外資系向けコーディネートを実施。
フランス人向け日本食レストランガイド「MOG MOG JAPON(もぐもぐじゃぽん)」を年2回40,000部発行。
【こんな企業に向いています】
・フランス市場へ進出したい企業
・食品、ライフスタイル、日本文化関連商材を扱う企業
・現地消費者向けマーケティングやPRを重視したい企業

【2】 海外市場調査コンサルティング
海外市場調査コンサルティング会社は、海外市場の規模、競合状況、顧客ニーズなどを調査し、進出判断に必要な情報を提供します。
特に、「どの国へ進出すべきか判断したい」「客観的なデータをもとに経営判断したい」企業に向いています。
株式会社クロス・マーケティング
2003年設立、世界10か国20拠点以上でリサーチ事業を展開(うち、アメリカ、イギリス、中国、タイ、インドネシア、インド、ベトナム、シンガポール、フィリピンに自社拠点あり)。参考価格は米国でのWebアンケート18問1800サンプルで1,100,000円。
【こんな企業に向いています】
・海外消費者のニーズを客観的なデータで把握したい企業
・BtoC商品の海外展開を検討している企業
・経営会議用の判断材料を集めたい企業

株式会社 未来トレンド研究機構 (旧 株式会社 ESP総研)
1999年設立、市場、業界、競合、海外のリサーチ&コンサルティング、及び海外マーケティング支援(海外企業へのアポ取り、海外視察)を実施。
参考価格として『2023年 海外における「MaaS×ユースケース(事例)」に関する網羅的な調査レポート89頁(公開事例:79社×300枚付き)』は税込み198,000円。
【こんな企業に向いています】
・新規市場や先端分野の海外動向を調査したい企業
・ニッチ市場や技術分野の可能性を検証したい企業
・市場規模や競合状況を整理したうえで進出判断したい企業

【3】 海外企業信用調査コンサルティング
海外企業信用調査コンサルティング会社は、海外企業の財務状況や信用情報を調査し、取引リスクの把握を支援します。
特に、海外代理店契約や高額取引を検討している企業に向いています。
株式会社クレディセイフ
2016年設立(ノルウェーで1997年設立、英国本社は2002年設立)、12カ国に拠点があり世界で一番利用されている企業情報会社。
海外販路開拓に欠かせない高精度なリストを欧米に特化した12カ国、6,600万件以上の企業リスト、膨大なデータソースから希望条件で抽出、最短1営業日で提供。アジア企業も可能。
【こんな企業に向いています】
・海外代理店や取引候補企業の信用力を確認したい企業
・独占契約や高額案件を検討している企業
・海外企業リストを活用して営業先を開拓したい企業

【4】 海外ブランディング支援コンサルティング
海外ブランディング支援コンサルティング会社は、海外市場で伝わるブランド価値や商品コンセプトの構築を支援します。
特に、消費財やライフスタイル商材など、ブランド価値が重要となる企業に向いています。
HI(NY) design
2008年設立、NYのブランディング・エージェンシー出身の日本人クリエイターが、ブランディングを主とした女性の視点ならではのトータル的なデザインをNYから提案。
代表の著書『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』はAmazonレビュー4.3(385件)の高評価を更新中。
【こんな企業に向いています】
・海外でのブランド価値や見せ方を整理したい企業
・食品、ライフスタイル、伝統工芸など、世界観が重要な企業
・価格競争ではなく、自社の強みで勝負したい企業

【5】 海外マーケティング支援コンサルティング
海外マーケティング支援コンサルティング会社は、海外顧客へ見つけてもらい、継続的な取引につなげる仕組みづくりを支援します。
特に、「海外から問い合わせが来ない」「取引が継続しない」と悩んでいる企業に向いています。
株式会社Strategy&Design Labo (ティア)
2015年設立、海外ビジネスマーケティング、海外Webマーケティング、海外Web制作、海外SNS以外にも、海外企業リスト作成、海外出展支援、グローバル人材採用支援を提供。
ページ中盤にある多言語サイト制作実績例のBefore Afterはとても分かりやすく海外からのサイト来訪者視点が学べる。
【こんな企業に向いています】
・海外から見つけてもらう仕組みを作りたい企業
・海外取引が単発で終わってしまっている企業
・Web、展示会、販路開拓を組み合わせて進めたい企業

【6】 海外展示会出展・海外販路開拓・海外営業代行コンサルティング
海外展示会の出展サポート、海外販路開拓支援、海外営業代行コンサルティング会社は、海外展示会への出展や現地企業への営業活動を通じて、代理店、卸売業者、小売店などの新たな取引先開拓を支援します。
特に、売りたい商品や対象市場がある程度決まっており、具体的な商談機会を増やしたい企業に向いています。
フランス進出 エービングプラス Co., Ltd.
2013年設立、フランス国際展示会・国際見本市出展サポート等、パリマーケットに明るい専門家として自社製品のヨーロッパ市場進出・販路開拓・成長を目指す日本の中小企業様の海外進出を支援。
フランス・ヨーロッパ圏内外の1,200店以上の小売店に販売実績を持つ。
【こんな企業に向いています】
・フランスや欧州市場へ進出したい企業
・食品、雑貨、ライフスタイル商材を扱う企業
・展示会を活用して現地販路を開拓したい企業

アメリカ進出 Kumu Creation Corporation
2020年設立(母体は2002年設立)、ロサンゼルスに拠点を持ち北米市場展開支援およびマーケティング&コンサルティング、展示会出展サポートを実施。
貿易コンサルティング、ビジネス連携、発掘、交渉、通関、物流まで一貫したサービスを提供している。
【こんな企業に向いています】
・アメリカ市場への進出を検討している企業
・現地営業、物流、通関まで含めて相談したい企業
・北米での販売代理店や販路開拓を進めたい企業

【7】 海外向けWebサイト制作コンサルティング
海外向けWebサイト制作コンサルティング会社は、単なる翻訳ではなく、海外顧客や商習慣を踏まえたサイト構成や情報の伝え方を提案します。
特に、自社の商品や技術を海外へ正しく伝え、問い合わせにつながるWebサイトをつくりたい企業に向いています。
世界へボカン株式会社
2014年設立、アメリカ、フランス、シンガポール、中国の多国籍メンバーが英語圏の越境EC・海外向けBtoBマーケティングに必要なさまざまなオンラインソリューションを提供。
徳田代表の著書”初めての越境EC・海外Webマーケティング”は越境ECの基本となる調査、制作、プロモーション、税務、法務が網羅されている。
【こんな企業に向いています】
・越境ECや海外BtoB向けサイトを強化したい企業
・海外からの問い合わせを増やしたい企業
・英語サイトを制作したものの成果につながっていない企業

テクノポート株式会社
2010年設立、製造業を中心とした技術系企業の「技術をWebの力によって広め、新規顧客獲得や用途開発につなげる」を実現する多言語サイトを制作。
サイト制作の際は、「海外Webマーケティングサービスが本当に必要なのか」「獲得した取引をどのように処理していくのか」等、制作して終わりではないそれぞれのケースに応じた相談対応が特徴。
【こんな企業に向いています】
・製造業、技術系企業
・自社技術を海外へ分かりやすく伝えたい企業
・Webサイト制作後の営業や運用まで考えたい企業

【8】 越境EC販売支援コンサルティング
越境EC販売支援コンサルティング会社は、海外ECモールへの出品、商品登録、受注管理、海外配送、顧客対応などを支援します。
特に、海外に拠点を設けず、まずはオンライン販売から海外市場を試したい企業に向いています。
株式会社コンパスポイント
2015年設立、日本企業が海外Amazon開始の際ハードルとなる、Amazon販売アカウントの開設、翻訳、商品画像撮影、海外向けYouTube動画撮影、商品登録などを支援。
他にも、国際輸送、多言語カスタマーサポート、海外送金サポート、PL保険、Amazon内広告を含む集客サポート、アカウント運用代行、著作権・GDPRなどの法律、FDA・税務対応、市場調査、メディアバイイング、現地スタッフの手配等についても対応。
【こんな企業に向いています】
・Amazonを活用して海外販売を始めたい企業
・越境ECに必要な実務をまとめて支援してほしい企業
・FDAやGDPRなど海外規制も含めて相談したい企業

株式会社ワサビ
2012年設立、丸投げ型越境EC販売サービスでは、商品の情報を日本語でシステムに登録するだけで海外のモールに自動翻訳で出品され、受注後国内の指定倉庫へ商品を送付頂ければその先の海外配送から代行が開始。
eBay,Amazon.com, タオバオ, Shopee, Lazada, Catawiki で全世界のお客様に販売可能。料金体系もリーゾナブルで、Googleビジネスの顧客レビュー(10)は平均が5(驚)。
【こんな企業に向いています】
・まずは小さく海外販売を始めたい企業
・社内に海外人材が少ない企業
・商品登録後の運営負担を減らしたい企業

【9】 海外Webマーケティング支援コンサルティング
海外Webマーケティング支援コンサルティング会社は、検索エンジンやWeb広告などを活用し、海外の見込み顧客を自社サイトへ呼び込む仕組みづくりを支援します。
特に、海外向けWebサイトはあるものの、アクセスや問い合わせが増えない企業に向いています。
株式会社 IGNITE
2019年設立、バイリンガルでチームを構成している大阪のWebマーケティング会社。
チームメンバーの国籍は、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチン、スペイン、イタリア、イギリス、インド、フィリピン、タイ、韓国、中国、Aseanと多岐に渡り、インバウンドや越境ECなどのローカライズやアナリティクス分析でグローバルビジネスの成功をサポート。
【こんな企業に向いています】
・海外向けSEOや広告運用を強化したい企業
・多言語マーケティングを行いたい企業
・海外サイトへのアクセスや問い合わせを増やしたい企業

【10】 海外SNSマーケティング支援コンサルティング
海外SNSマーケティング支援コンサルティング会社は、LinkedIn、Instagram・Facebook、X(Twitter)、LINE、YouTube、TikTok等へのアカウント分析、広告運用だけでなく、SNSの戦略設計、コンテンツ企画などを通じて、海外での認知拡大や顧客との接点づくりを支援します。
特に、消費財や観光、飲食、ライフスタイル関連など、写真や動画による情報発信と相性のよい企業に向いています。
株式会社カーツメディアワークス
2002年設立。海外進出を検討中で、テストマーケティング調査でまずは海外の反応を知りたい、と考える企業へ、海外向けデジタルマーケティング(SNSやオウンドメディア運営)、海外インフルエンサー・バイラル(口コミ)サービスを展開。
具体検討に役立つ本「SNSマーケティング100の法則 すぐに始めたい人の導入法・活用法」も出版。
【こんな企業に向いています】
・まずは海外市場の反応を知りたい企業
・SNSを活用して認知拡大を進めたい企業
・食品、観光、消費財など、SNSとの相性が良い企業

自社に必要な海外進出支援を判断する方法
海外進出コンサルティング会社を比較していると、
「市場調査も必要そう」
「展示会も気になる」
「Webサイトも作った方が良さそう」
と感じ、どこへ相談すれば良いのか分からなくなる企業も少なくありません。
実際には、企業の状況によって必要な支援は大きく異なります。
ここでは、自社に合った支援の考え方をご紹介します。
依頼したい内容が明確な企業
例えば、
- 海外市場調査を依頼したい
- 英語Webサイトを制作したい
- 海外展示会へ出展したい
- 越境ECを始めたい
など、実施したい内容が既に決まっている場合は、それぞれの専門会社へ直接相談することをおすすめします。
専門会社は特定分野に強みを持っているため、具体的な実行支援をスピーディーに進めることができます。
複数の施策で迷っている企業
一方で、
- 展示会へ出展すべきか分からない
- Webマーケティングを先に行うべきか迷っている
- 代理店開拓と直販のどちらが良いのか判断できない
- そもそもどの国から始めるべきか整理できていない
という企業も多くあります。
このような場合、個別施策へ進む前に、海外事業全体を整理することが重要です。
個別の支援会社へ相談すると、それぞれの専門分野の提案が中心となるため、自社にとって最適な進め方が見えにくくなることもあります。
まずは、
- 何を海外で実現したいのか
- どの国・顧客を狙うのか
- どの施策を優先するのか
を整理したうえで進めることをおすすめします。
既に海外案件が動いている企業
また、
- 海外から問い合わせが来ている
- 展示会出展が決まっている
- 海外案件が少しずつ増えている
- 社長一人に海外案件が集中している
という企業も少なくありません。
このような企業では、条件反射的に「聞かれていることだけを返信する」では不十分で、
今後を見据えて、「誰が、どのように案件化を進めるか」が課題になっているケースが多くあります。
そのため、単発のアドバイスだけではなく、実務を一緒に進めながら社内体制を整えていく伴走型支援が向いている場合があります。
→ 海外向けに売りたい。でも、社内だけでは事業化できない。【判断整理ガイド④】
自社に必要な支援が分からない場合
実際には、
「海外展開を進めたいが、何から整理すべきか分からない」
という状態の企業が最も多いかもしれません。
市場調査、展示会、Webマーケティング、代理店開拓など、選択肢が多いからこそ、社内だけでは整理しきれなくなっているケースも少なくありません。
特に中小企業では、
- 相談相手がいない
- 何をどう相談すれば自社に合った方法が分かるのかが、分からない
- 情報収集しても、どう進めるのが最適かが、分からない
という状況も多く見られます。
その場合は、まず海外事業全体を整理し、自社に必要な支援を明確にすることをおすすめします。
→ 海外進出を検討するとき、中小企業は何から整理すべきか?【判断整理ガイド①】
海外進出コンサル会社を選ぶ際によくある失敗
海外進出コンサルティング会社を選ぶ際には、知名度や実績だけで判断してしまうケースも少なくありません。
しかし、海外進出では、自社の状況や課題に合った支援会社を選ばなければ、十分な成果につながらないこともあります。
ここでは、実際によく見られる失敗例をご紹介します。
検索上位だから安心だと思い込んでしまう
検索上位に表示されている会社や知名度の高い会社が、自社に最適とは限りません。海外進出コンサルティング会社には、それぞれ得意分野があります。
例えば、
- 市場調査に強い会社
- 海外展示会に強い会社
- Webマーケティングに強い会社
- 特定国に強い会社
など、専門領域はさまざまです。
そのため、検索順位や知名度だけで判断すると、自社に必要な支援とミスマッチが生じることがあります。
自社の課題が整理できていないまま相談してしまう
「海外へ売りたい」
という想いだけでは、どの支援会社が適しているのか判断することは難しい場合があります。
例えば、
- どの国へ進出したいのか
- 何を実現したいのか
- どのような課題を抱えているのか
が整理できていないと、提案内容を比較すること自体が難しくなります。
施策だけを導入してしまう
市場調査、展示会、Webサイト制作など、個別施策だけを進めても、海外事業全体の方向性が整理されていなければ成果につながらないことがあります。
例えば、
- 展示会へ出展したが、その後の営業体制がない
- 英語サイトを作ったが、集客方法(マーケティング)が決まっていない
- 代理店候補が見つかったが、契約方針が決まっていない
といったケースも少なくありません。
海外展開では、個別施策を進める前に、全体の進め方を整理したうえで支援を選ぶことが重要です。
複数の支援会社へ相談した結果、かえって迷ってしまう
海外進出では、
- 展示会会社からは展示会を勧められる
- Web会社からはWebマーケティングを勧められる
- 市場調査会社からは市場調査を勧められる
など、それぞれの専門分野を中心とした提案を受けることがあります。
その結果、「結局、自社は何から始めればよいのか分からなくなった」という状態になる企業も少なくありません。
多くの企業には、
「海外へ販売したい」
「海外拠点を設立したい」
「インバウンドでもっと売りたい」
といった目的があります。
しかし、その目的は、
「市場調査をすれば実現するのか」
「Webサイトを作れば実現するのか」
「海外展示会へ出展すれば実現するのか」
という視点まで立ち戻って考える必要があります。
社内の人員体制や予算、既存事業との兼ね合いなど、自社のリソースを客観的に見直しながら、必要な支援を選択することも重要です。
海外進出には唯一の正解があるわけではなく、企業ごとに最適な進め方は異なります。
施策そのものよりも先に、「その施策を継続的な売上につなげられる土台があるか」を確認することも重要です。
自社に合った海外展開の進め方を一緒に整理します
海外進出コンサルティング会社には、それぞれ得意分野があります。
もし、
- どこへ相談すべきか分からない
- 何から始めればよいのか整理できていない
- 複数の会社へ相談したが、結局何を優先すべきか決められない
という場合は、まず自社の状況を整理することをおすすめします。
パコロアでは、
- 展示会へ出展すべきか、Webを強化すべきか迷っている
- 海外から引き合いはあるが、どう提案すべきか分からない
- 専門部署が無い、海外担当者を育成したい
- そもそも海外事業をどう進めるべきか、正しい方法が分からない
といった、「社内だけでは整理できなくなっている海外案件」をご支援し、実際に新規開拓を進めながら、最終的には自社だけで海外取引を継続できる体制づくりを日々行っています。
加えて、30年以上にわたるパコロアの海外ビジネスの実務経験とAIを活用した多角的な分析をもとに、自社の強み・ターゲット市場・販売方法・社内体制を整理し、貴社に合った海外展開の進め方を30ページ超の個別判定レポート『海外進出チェック』としてご提供しています。
「ここまで準備してきた内容で十分なのか」「リスクを回避するには何を優先すべきか」という企業様は、まずは『海外進出チェック』をご覧ください。
「自社の場合は何を優先すべきか直接相談したい」という企業様は、30分の無料相談・壁打ちもご利用いただけます。
まだ情報収集段階の方は、こちらの記事もご覧ください。
→海外進出を検討するとき、中小企業は何から整理すべきか?【判断整理ガイド①】
→海外向けに売りたい。でも、社内だけでは事業化できない。【判断整理ガイド④】